先生、大事なご報告があるのですが。。。

左足の外果剥離骨折をされた50代の患者様

2020年末に転んだ際にくるぶしを骨折され、
だいぶ骨折が治癒されていた2021年2月の初めに来られました。

外果(外くるぶし)剥離骨折は、
捻挫と同じような機序で捻挫よりも強い外力で損傷してしまったもので、
主にスポーツ等で足首を内返しにひねった際に起こります。
距骨の滑車から脛骨の関節面に強い衝撃がはたらいてしまうことにより引き起こされてしまいます。
外果には足首を補強する三本の靭帯が付着しており、
主にそのうち一本の靭帯(前距腓靭帯)が足首をひねった力に耐えきれず、
踝(くるぶし)を引っ張り骨がはがれるようにカケてしまう骨折です。
症状は、足関節部の腫脹と皮下出血班、靭帯損傷が著明になります。(捻挫と似たような形になります。)

骨折自体の治癒の経過は良かったのですが、
8cmのハイヒールが以前のように履けるように
なりたいとおっしゃってました。

ご自身のリハビリも頑張られ、
1年と2カ月通院されて、
かなり回復はされてきていたのですが、
先日、「先生、大事なご報告があるのですが。」と言われまして、
もしかして、何かお怪我されたのかと思ったのですが、
「実は、この間から社交ダンスに通い始めまして、お陰様で8cmのハイヒールを履いて踊れるようになりました。」
とおっしゃられました。

定期的に通院いただいて、
毎回、自己回復力と姿勢のバランスの改善の施術をさせていただいて、
骨折前と変わらないような、生活ができるようになられて、
本当にうれしく思いました。

神楽坂駅徒歩2分
診療時間:10:00~20:00
身体の歪み、肩こり、腰痛などの痛み、慢性の不調
神楽坂矢来整骨院

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